ツヴァイの活動としては12人目になるお見合い相手。私の婚活活動のすべて合わせると17人目になるお見合い相手です。
この方は価値観マッチングでこちらから申し込みした方です。
価値観マッチングとは、価値観や人間性などを確認してから考えの近い方に申し込みが出来る私のお気に入りのシステムです。
ツヴァイでは申し込みをして相手が受けてくれると連絡先が公開されて自分たちで連絡取りあえるようになります。
メールで待ち合わせをすることが殆どで、この方とも実際にお会いするまでメールを何通かやり取りしました。
待ち合わせまでの事ですから、サッとすんなり数回のメールで待ち合わせまでたどり着く方が殆どですが、
いきなり会うのは失礼かと思うのか?メールで親交を深めてから会おうと思うのか?いろいろな話を振ってくる方もいらっしゃいます。
この方は「何か質問はありますか?なんでも聞いてください!」と書いてきました。
価値観マッチングではプロフィール写真と価値観はある程度わかりますが、身長や収入などはわかりません。
私は条件マッチングでも年収制限をかけていないくらいなので、収入はわからなくてよいですが、身長は気になるところです。
でもメールの時点で「身長はいくつですか?」なんて聞けないし、もしそれでチビだった場合。「じゃあなかったことで・・・」とも言えないですよね。
ってことで、とりあえず早く会いましょう!!って提案しました。
しかし、その間のメールの文章が少々変なのです。
うちの会社にもいます、文章だけ変な人。なので、まぁ会ってみることにしました。
さてどんな方が登場したのでしょうか?
じゃ~ん、来た、やっぱチビだった・・・しかも、写真は口を閉じていてわからなかったけど、すっごい出っ歯。
私が地元なので駅の近くの喫茶店に案内したのですが・・・
残念さん「この先にもっと良い感じのお店ありますよ?」
(知ってますよ、いつもそっち行ってるし、でも100%あり得ないと思っちゃったから、すぐ帰るし、もうここでいいよって思って)
わたし「え?ここでいいですけど」
残念さん「そうですか、ではここにしましょう。マキさん、何でも好きなものを注文して下さいね!私が払いますから」
わたし「え?あ、ありがとうございます」
(注文前にそんな声をかけてくれるなんて優しい人なのね)
話しをしていても、ひとつひとつ誠実に答えてくれる感じですごーくいい人なんだなと言うのが伝わってきました。
さすが、価値観マッチングで選んだだけある。
100%ありえないと思ってたけど、ちょっと質問をしてみようかな?
わたし「ちょっと心理テストしてもいいですか?」
残念さん「はいどうぞ」
わたし「あなたは5匹のペットを飼って旅していましたが、あるとき砂漠になってしまいました。いつこの砂漠から抜けられるのかわからない状況で、このまま5匹を連れているのが難しくなり、一匹づつ捨てていくことになりました。連れているペットはライオン、ウシ、ウマ、ヒツジ、サルの5匹です。さてどんな順番で捨てていきますか?合わせて捨てる理由も述べて下さい。」
残念さん「まずライオンですね。一番強そうなんで、他は守ってやらないといけないので、強い順にライオン、ウマ、ウシ、ヒツジ、サルですかね」
ビックリです。理由まで100%私と同じ答えです。こんな人いるんですね。
すごーくいい人なのはわかったけど、見た目が無理。残念だけどもう会うことはないな・・・
と思ってお別れしたところ、先方からメールが。
私からの申し込みだったし、ご馳走にもなったし、私からお礼のメールをしなきゃならないところをすみません・・・
またまた何か質問ありますか?と書いてある。
仕事の事とか、今までの婚活の事とかお互いに話していたところ、ひとつ気になった話があったのを思い出した。
「女性によって様々で難しいですね。すぐに結婚結婚せかしてくる方もいるので・・・」というような発言があった。
残念さんと結婚したがった人がいるのか?なのになぜ残念さんは今も婚活しているのか?自分からお断りしたということか?
なのでもう会う気がないのに質問するなんて失礼かとも思ったのだけど、気になったのでなぜお断りしたのかを聞いてみた。
「お答えします。お相手の女性は、一緒になっても、遠く感じて通勤が大変と思った。女性も帰宅が毎日午後10時半ぐらい。定年まで働きたい。私は、遅いと感じた。
ひとつ聞いてもいいですか?お金ない男はだめでしょ?いくらあればいいですか?」
ほらね、また文章が変。
なるほど仕事に力入れてる女は嫌なのか?はたまた残念さんの収入が低いから相手の女性が働き続けると言ったのか?いずれにせよ断る理由が出来てよかった。
「お金のことは難しいですね。私も今の仕事を続けたいですし、繁忙期は深夜になったり、土日も仕事になったりします。色々考えると難しいですね、お互い良い出会いがありますように、頑張りましょう。お時間取っていただきありがとうございました。」
これで終われたと思ったのだが・・・
数日後またメールが来た。
「マキさんとうまくいくやり方を考え中です」
いやいや違うんだなぁ。
「残念さんの人間性は尊敬に値するほどだと思いますが、その他フィーリングとかもろもろが、ちょっと違うかな・・・と思いました。ごめんなさい。お互い頑張りましょう!」
そしてまたメールが・・・
「私の手取りはいくらです。家賃含めて何がいくらと考えて判断できるはず。マキさんの好きなように生きればいいです」
いやいや、だからお金の事なんて言ってないから(笑)申し訳ないけどこれ以上返信はしなかった。
心理テストや価値観にもお金に拘る人じゃないのに「お金お金」言ってくるのかな?
そういえば、ハニカム君も評論さんも自分の年収が低いから出会えないようなことを言っていたっけ。
そうじゃないよ!他の問題だよ!
男は自分が持てないのを年収のせいにしたがるんだね。確かに年収で選ぶ女性は沢山いるよ?でも世の中そんな女ばっかりではないからね?
私が会ってきた女性たちとの会話から推測すると、男性に安定した自分より高い年収を求める女性は30~40代だと8~9割かな。あはは多いね。
その中でも、いっぱい稼いでないと嫌って女性はそこまでいなくて、人並みにもらっていればOKとする人が殆どじゃないかな?
ハニカム君も評論さんも残念さんも、私と同じくらいだったけど、世の中もっと低い年収の男性も沢山いるので、他に魅力があれば十分、恋愛も結婚も可能な年収だよ。
いや、3人とも魅力はあるにはあった。部分的だけど。それを上回る問題点が大きかったのだよ。
残念さんは完ぺきに見た目の問題。とんちんかんなところもあるけど、これは見た目がよければクリア出来ると思った。
男性は年収のせいにして自分の魅力がないわけじゃないと思いたいみたいだけど、男性だって年収よりまず見た目だからね?
男たちはそこをわかっておらず、自分の年収が低いせいだと人のせいにする。(会社のせい)
自分がモテないのがお金のせいだと思っているので、本来はお金に執着するタイプじゃなくても「お金お金」言い出すんだね。
この場合の「お金お金」は言葉は「お金」だけど、着眼点は「モテたいこと」なだけなんだな。