関西人だから嫌いとか、そういう意味ではありません。
今まで関西の方と接する中で、面白いとか、楽しいとかそういう表面的なことだけでなく、根本的に私達とは違う文化を持っているのだな・・・と感じることが多かったので、あえて異文化の人と結婚して、価値観の相違、意見の食い違いで嫌な思いをしたくないと思うからです。
もちろん、みんながみんな同じではないでしょうし、関西っぽい関東人も、関東っぽい関西人もいます。
それでも根底に県民性というのがあります。国民性と同じく文化の違いなので、どちらが悪いと言うわけではないのでしょうが。
もちろん、同じ東京出身の人でも文化が合わない場合も多いでしょう。でも、それは付き合ってみないとわからないですが、関西の方とは合わないのは長い人生でわかりました。
いや、同僚として、友達としてレベルなら楽しく出来ますよ。それでも驚くような出来事は多々有りました。
ましてや結婚となると、人生な大切なシーンでの意思決定など重要な事が沢山あるわけです。そんなときに気持ちが冷めたり、揉めたり、仲違いしたくないのです。仲のいい時に文化の違いは気にならなかったとしても、仲の悪いときは際立ちます。
東京に住んでいる関西の人は「東京が嫌い」「東京人が嫌い」と、こちらに気を使わずに平気でいいます。
東京の人は「だったら東京に来ないで、関西に帰れば?」と思いますが直接は言いません。
関西の人は「思ってるなら言えやー、性格悪い」と言うでしょう。
関東の人は、言わないのは性格が悪いのでなく、マナーというか気遣いです。
関西の方が東京の人のこと嫌いな理由が
「気取ってる」
「おもろない」
「ノリが悪い」
「冷たい」
全般的に好みの違いなだけです。それで何故、東京人が嫌われなくてはならないのでしょう?
「冷たい」は、本当に冷たかったら東京人は嫌われても仕方ありませんが、実際は印象の問題です。確かに関西の方は優しく声をかけてくれます。でもイザとなったら逃げ足早く冷たいなと感じています。
では逆に。
東京の人が関西人嫌っている理由は
「ケチ」
「がめつい」
「やかましい」
「マナーが悪い」
賑やかなのは悪くありませんし、東京の人だってケチだったり、がめつかったりします。問題は度を越したときです。
私が見てきたのは、ホテルを出禁になったり、盛り上げるために盗みに近いことをしたりします。見ていた関東人はドン引きでしたが、関西人は笑って大盛り上がりでした。一般企業に勤める普通の方たちです。
ケチ、がめつい、面白さを最優先にすると、結果的にマナーが悪くてもOK!という県民性です。
もちろん、マナーを最優先とする関西人の方もいらっしゃるとは思います。その方々には申し訳ないのですが、確率的には概ねそう・・・っていう話です。
2007年度からほぼ毎年行われる文部科学省のデータをもとに、共立総合研究所から発表された「いい子どもが育つ」都道府県ランキングによると、年により多少の上下はするものの、秋田、山梨、宮崎、鹿児島あたりがいつもベストの方にいて、大阪、徳島、和歌山、京都、沖縄、北海道などがいつもワーストの方にいます。
沖縄は特殊なのでおいといて、北海道は何故よくないのだろう???理由がわかりませんが、それ以外は東北や九州はいい子が育ちやすく、関西が育ちにくいというデータとなります。
東京というのは良くも悪くも色んな人々の集まりです。その為、平均化されるのか、このランキングではわりと真ん中あたりにいます。東京以外の関東も概ねそうです。
とは言え、生まれ持っての心のきれいさなどは、このランキングでもわからないですし、ここまで書いておいて言うのも何ですが、育った地域や、家柄は関係ないです。会話や行動は所詮習慣なだけです。
なので、本当は表面的なことだけで判断せず内面までよく知ることが大切だとわかっているのですが、婚活という短い間に相手の本質まで知るのは難しいので、
文化の近い方とお付き合いする方が、後々問題が起きる可能性が少ないと思います。